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フィギュアスケート羽生結弦選手がしていた日の丸付きマスクで一騒動?
- 2015/3/27
- オリンピック&パラリンピック, マーケティング

先日行われたフィギュアスケートの世界選手権の際に空港で羽生結弦選手が着用していたマスクが話題のようです。
羽生結弦選手「日の丸マスク」の正体とは?
中国・上海で開幕したフィギュアスケートの世界選手権に出場する羽生結弦選手が、空港で着けていた「日の丸」のマスクが話題となっている。
その正体は、愛知県の中小企業が開発した花粉症対策の高性能マスク。羽生選手のため特別に用意したわけではなく、社員の思い入れからあしらった「日の丸マスク」が発売前の〝非公式〟商品だったため、ちょっとした波紋も呼んでしまっているのだ。
東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/64436
非常に素晴らしいマスクらしく、新型ウィルスにも有効とのことでエボラウィルスの感染予防のためにも活躍していたみたいです。作っているのは愛知県の「くればぁ」というメーカー。このマスク自体は職人さんの手作りで月に100枚生産するのがやっととのこと。
そして羽生選手がつけているマスクをよく見ると日本の国旗をあしらっているみたいなんですよね。これが少し問題となっているらしく日本スケート連盟から羽生選手サイドに誤解を招かないように指導があったそうです。羽生選手と言えばオリンピックで金メダルもとり、JOCのシンボルアスリートなので日の丸が付いているとオリンピックの日本代表オフィシャル商品のような印象を与えるといったところで指導があったのではないでしょうか。
真相のところは分かりませんが、日本の国旗はだれでも使っていいはずなのに少し行き過ぎのような気もします。オリンピックマークや東京オリンピックと言った文言などはまだ分かりますが。とは言えJOC(今回指導したのは日本フィギュアスケート連盟ですが)としてはこれを許してしまうと他のスポンサーに顔が立たないので、黙っておくわけにはいかなかったのでしょう。
なのでスケート連盟の指導内容も非常にあいまいなものなのだと思います。記事によると
連盟の選手は公の場で日の丸やJAPANなどがあしらわれた(非公式な)ものは誤解を招くため身につけないことになっている。今後は慎むようにと羽生選手サイドに指導した
と非常に緩い指導。メーカー側も知らないうちに羽生選手が利用していたので対処のしようがなかったですしね。今回はあくまでもスケート連盟の内規のようなので、こんど似たような事例が発生した場合にはJOCがどういう対応をするのか注目ですね。
ちなみにこのマスクは3月29日に一般販売開始らしいので興味のある方は「くればぁ」のサイトをチェックしてみては?