
オリンピックといえば競技ばかりでなく、近年は開会式にも注目が集まるようになりました。それは選手の入場とともに大掛かりなショーや著名な方が出演したりして、オリンピックを盛り上げているということもあるでしょう。
その選手入場のときには、各国の選手は公式のユニフォームを着用して臨むわけですが、新潟の伝統的な織物である小千谷縮を東京オリンピック日本選手団の公式ユニフォームにしようという活動があるそうです。
東京五輪に小千谷縮を…ユニホーム素材採用へPR
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20131209-OYT8T01059.htm?from=tw2020年東京五輪・パラリンピックに向けて特産の小千谷縮(ちぢみ)を売り込もうと、小千谷市などは、開会式で日本選手団が着用する公式ユニホーム素材への採用を求めて活動を行う。谷井靖夫市長は「体感温度が5度下がるといわれる小千谷縮の涼感を選手に実感してもらい、世界に発信したい」と意気込んでいる。
記事の中で驚いたのが「体感温度が5度下がる」という部分。
江戸時代には細かい波状のしわを織る技法が生み出され、汗をかいても肌にまとわりつかない夏の衣料として人気となった。
この肌にまとわりつかないというのが体感温度を下げる効果があるのかもしれませんね。
東京オリンピック日本代表のユニホームをどのメーカーが作るのかは分かりませんが、こういった日本伝統の織物や素材を活用して世界に日本の文化も一緒に発信していってほしいです。
日本の文化を発信するという意味では、オリンピック選手の選手村なんかが一番効果的かもしれませんね。寝具や日用品、小物に至るまですべて日本製のできれば伝統技術を利用した物で揃えることができれば、オリンピアンたちが喜んで自分のSNSなどを通じで発信してくれることでしょう。
オリンピックを契機に日本の様々な文化にもスポットライトが当たると嬉しいですね。
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