
さて、久しぶりにアンプティサッカーの話題に戻します。
2015年5月9日・10日に第2回レオピン杯Copa Amputeeが開催されました。
Copa Amputeeは、以前から全国大会が年間1回(日本アンプティサッカー選手権大会)では選手の技術の向上、他選手との交流が進みにくいのではないか。リーグ戦はチーム数が少ないとしても、カップ戦を含めて地方で全国レベルの大会が開けないかということで始まりました。とても良い試みですよね。それぞれ選手たちは間延びすることなく次の目標を見据えて頑張れる、新たな課題を見つけてすぐに取り組みを開始し1年後ではなく、半年後には結果を試合で評価できる。ここでの疑問は、なぜ試すのが半年後の試合なのか・・・ですよね。
現在の日本のアンプティサッカーの問題はここにあります。まあ1年先よりは半年後の方が良いかもしれませんが、交流と技術の発展、それには数多くの対外試合が必要です。海外の強いチームはヨーロッパカップやアフリカカップ、他チームとの練習試合も数多くしていると聞きました。上手な選手に会い、試合という時間の中でマッチアップし、切磋琢磨する。今回の大会でもアフィーレは2試合しかできませんでしたが、1戦目と2戦目では違う戦い方ができました。練習中にも見られなかったプレーを見せてくれました。これは試合の中で成長しているとしか言いようがありません。やはり同じクラッチを持った選手とガチンコで試合をすることが、もっとも選手達を成長させるのだと身を持って体験しました。
さて、同じことが日本代表にも言えると思います。日本は島国で東アジアには現在ナショナルチームはありません。つまりアジアカップの開催や親善試合などは行えないということになります。親善試合はできないというより遠征が難しい、呼ぶのが難しいということではあると思いますが。
話が逸れました。
Copaの結果は
優勝 FCアウボラーダ川崎
準優勝 FC九州バイラオール
3位 TSA FC
MVP エンヒッキ松茂良ジアス(FCアウボラーダ川崎)
得点王 エンヒッキ松茂良ジアス(FCアウボラーダ川崎)
最優秀監督賞 半澤真一(FCアウボラーダ川崎)
特別賞 福田柚稀(AFC BumbleBee千葉)
となり、昨年の日本選手権に続いてアウボラーダの優勝となりました。
大会中にはいろいろありました。でも仲間っていいなと改めて思う場面もたくさんありました。
それはまた紹介しますね。
あっ、A-pfeile広島AFCはこの大会で公式戦チーム初得点を挙げました!!
そのこともまた今度。