プロバスケットボールチーム「和歌山トライアンズ」の前運営会社が破産申請 プロチーム運営の難しさ
- 2015/3/3
- ニュース
2012-13シーズン終了をもって活動を休止したパナソニックトライアンズの運営を引き継いで設立された、プロバスケットボールチーム「和歌山トライアンズ」の前運営会社が破産を申請したみたいですね。
~NBL所属『和歌山トライアンズ』運営会社~
和歌山バスケットボール(株)(TSR企業コード:013024957、和歌山市梅原579-1、設立平成25年1月、資本金500万円、岡本健社長、従業員7名)は2月27日、和歌山地裁へ破産を申請した。申請代理人は南聡弁護士ほか3名(南法律事務所、京都市中京区柳馬場通錦小路下る瀬戸屋町463-2、電話075-211-0206)。
負債総額は債権者116名に対して3億2433万円。
ナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)所属チームの運営会社としては初めての倒産となるようです。
トライアンズのブースター(いわゆるファン)が募金イベントを行い2月25日時点で約53万円の募金を集めたり、様々な業界下位の支援も見込めそうではあったのですが、残念ですね。
2013-2014シーズンは西カンファレンスで見事優勝し、総合でも準優勝。チームは強いのに資金が集まらないという非常にもったいない展開。運営に問題があったのか、どこで資金繰りが厳しくなったのか、倒産に至る理由の詳細はこれから明らかになるのかもしれませんが、せっかくNBLとbjとのリーグの統合にも光が見え始めたところでこのニュースはバスケットボール界にとっては本当に暗いニュースとなりました。
(追記)
破産申請をしたのはトライアンズの前運営会社和歌山バスケットボール株式会社でした。訂正してお詫び申し上げます。