- Home
- 日本オリンピック委員会が運営するアスリートの就職支援制度「アスナビ」をご存じですか?
日本オリンピック委員会が運営するアスリートの就職支援制度「アスナビ」をご存じですか?
- 2013/4/4
- オリンピック&パラリンピック, ニュース, マーケティング
日本でもトップレベルのアスリートが資金難で苦しんでいる、そんな話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。実際に私も色々な方とお話をしていると資金難で大変な方ばかりです。
トップレベルのアスリートになるためには多くの練習に費やす時間が必要になり、社員として働いている場合は会社の理解がないと練習時間を確保するのも難しいです。
オリンピックに出場する選手にもなると助成金も出ますが、そもそもそのオリンピックの候補になるためにも練習は必要になってきます。
しかしそのように理解のある会社はなかなかあるわけではなく、結局練習時間の合間にアルバイトをしたりと時間のやりくりに追われてしまいます。
そんな中日本オリンピック委員会(JOC)がアスリートと企業をマッチングさせるサービスを運営しています。それがアスナビです。
「アスナビ」は、JOCゴールドプラン委員会スポーツ将来構想プロジェクトが推進する「世界を目指すトップアスリートの生活環境を安定させ、競技を安心して続けられる環境を作るために、企業のサポートを望むトップアスリートと雇用側である企業とのWin-Winの関係を作る」ことを目的とした活動です。具体的には、「企業側が知らないトップアスリートの実情」と「アスリートが知らない企業の実情」といった双方のコミュニケーションを通じて、相互理解を図り、両者にとって有益なマッチング(トップアスリートの支援・雇用)を実現させることを目標にしています。(アスナビから引用)
このようにアスリートの活動に理解のある企業と、トップアスリートを結び付け、お互いにメリットのある関係を作っています。企業にとってはオリンピアンを雇用することにより、自社のイメージアップやスポーツ支援という社会貢献活動にも繋がります。
ちょっとアナログな感じもしますが、アスナビの下の方にはアスリートのエントリーシートがPDFで掲載されていて見れるようになっています。また中段には過去に就職が決まった選手も掲載されていますね。
JOCが運営しているのでオリンピックの出場選手だけしか掲載されていませんが、オリンピック以外でも日本代表として活躍している選手が沢山います。
この辺りは文部科学省が推進する「スポーツ立国戦略」に期待したいところです。
クリックでスポーツを応援するスポクリをよろしくお願いいたします。