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日本代表を決めるって難しい・・・
- 2015/2/19
- コラム&インタビュー
【卓球】ミキハウス社長「不透明選考」で協会に直談判!佳純・早矢香組が連覇で落選
卓球の世界選手権(4月26日開幕、中国・蘇州)の代表選考に関し、選考方法等の見直しを求めていたミキハウスの木村皓一社長(69)が18日、都内で日本卓球協会の星野一朗強化本部長(59)と会談を行い改善を直接申し入れた。代表選考では1月の全日本選手権ダブルス優勝の石川佳純(21)=全農=、平野早矢香(29)=ミキハウス=が落選。不透明な部分も多く、木村社長は疑問を投げかけていた。今回の話し合いを受け、3月上旬にも意見書を日本協会に提出する。
スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150218-00000236-sph-spo
いつの時代も誰かを選ぶというのは非常に難しい話ですよね。特に日本代表という大役を担ってもらう人はしっかりとした基準があり、それに則った選考方法で選ばれるべきだというのは多くの人が同意することだと思います。しかしながら基準があったとしても、それがあいまいだと選考結果もぶれてしまうことがあります。
今回の卓球女子ダブルスも世界での成績と、それを国内で打ち破った事実、どちらが上かという非常に難しい判断を迫られたんだと思います。確かに舞台はどこであれ、最後はそのチーム同士で対戦して勝ったチームのほうが強い、という理屈は分かりやすいですが、やはり世界を舞台にするとなるとプレッシャーや体調面も考慮したくなります。
今回は特にミキハウスの社員の方が選から漏れたということで、ヒートアップしているとは思います。絶好の宣伝の機会なわけですから。
一方でこうなってしまった以上協会も引けなくなってしまったかもしれません。もしここで選考結果を覆してしまったら、スポンサー企業の意見に屈したのか、とも取られかねないので。
選考ということではバルセロナオリンピックマラソンの松野明美さんの時も、フランスワールドカップのカズの時も色々と大きな論争になりました。誰かを選ぶということは誰かを外さなければならないという、非常に酷な作業ではありますが選んだ人たちは胸を張って堂々として欲しいものですね。