途上国にもっと剣道や空手など日本のスポーツを広めよう
- 2014/2/26
- マーケティング

日本独特のスポーツと言えば、相撲を思い浮かべる人が多いかもしれません。オリンピックの種目だと柔道が入っていますね。日本にはいわゆる武道と言われる剣道や弓道、合気道、空手などの種目があり、特に剣道や空手は海外にも競技者が増えているみたいです。
そんな中、2020年の東京オリンピックに向けて外務省やJOC(日本オリンピック委員会)が海外の途上国向けのスポーツ支援を行うことを検討しているそうです。
”スポーツ支援で官民連携新組織 東京五輪にらみ4月にも
政府は25日、2020年東京五輪に向け、国際社会に表明した途上国へのスポーツ支援を充実させるため、外務省や日本オリンピック委員会(JOC)、途上国で活動実績があるNPO法人を中核とした官民連携組織を新設する方針を固めた。スポーツを通じた国際貢献事業を展開する要の組織と位置付け、早ければ4月にも設置する。政府筋が明らかにした。
西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/sochi/article/72122 ”
支援の内容は「学校での体育カリキュラム策定や、スポーツイベント開催に関するノウハウ提供」とのことです。でもせっかくだから日本の武道も一緒に伝えて欲しいですね。武道を伝えることで日本の伝統文化、そして日本の心も伝えることができるような気がします。
それと剣道や空手など、競技人口が増えることでオリンピック種目に選ばれる可能性も高まってきます。先進国であれば一定の競技人口がいると思いますが、途上国にはまだ日本の武道は普及していないのではないでしょうか。
オリンピックの競技種目に選ばれる条件の一つとしてオリンピック憲章には「1.1.1 オリンピアード競技大会のプログラムに含めることができるのは、男性によっては、少なくとも75か国、4大陸で、女性によっては、少なくとも40か国3大陸で広くおこなわれている競技のみとする。」と書かれているので、この条件を満たすためにも今回のスポーツ支援を活用するという方法もあるでしょう。
もっとも武道はスポーツとは異なる側面も持っていますし、全日本剣道連盟はオリンピック種目になることには反対の姿勢を取っているみたいです、
”剣道の国際化にともない、剣道をオリンピック種目にしようという意見が唱えられるようになった。これに対し全日本剣道連盟は、剣道がオリンピック種目になれば勝利至上主義や商業主義に陥り、剣道の持つ武道的特性が失われるとして、現在まで反対の立場をとっている。また、剣道は有効打突の判定基準が曖昧で、国際競技の場では特に審判が難しい問題もある。
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%A3%E9%81%93 ”
ただ、日本の武道を知ってもらう一つの契機にはぜひしてもらいたいと思います。