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東京オリンピックへ向けて首都高速を大改修
- 2013/12/26
- オリンピック&パラリンピック
1964年に東京オリンピックが開催されました。それと前後して今の東京の首都高速道路も整備され始め、既に区間によっては建設から60年を超える個所も出てきています。
以前から改修の必要性は言われていた所ではありますが、2020年の東京オリンピック開催が決まったことをきっかけに大きく動きがありそうです。
東京五輪に向け、老朽化進む首都高の大規模改修計画発表
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00260320.html1962年に開通し、すでに50年以上がたった首都高速は、抜本的な改修、まさしく「造り替え」を行うことになった。
首都高速道路株式会社は、「道路の高齢化、それとあわせて過酷な使用状況などがあり、損傷が非常に進んでいる。(平成)26年度(2014年度)から、速やかに大規模工事に取り組んでいく必要がある」と語った。
まさしく、土台から造り替える大改修を行うことになったのは、5区間。
都心環状線の竹橋 – 江戸橋間と、銀座 – 新富町間、1号羽田線の東品川桟橋から鮫洲埋立部、そして大師橋、さらに3号渋谷線の池尻 – 三軒茶屋間。
現在、首都高速道路の総延長は300キロ以上にも及んでいますが、最終的にはそのうちの55キロの区間で補修工事などを行うようです。最近は関東近辺で地震も頻発していますし、そういった耐震の面でも補修工事は必要となってくるでしょう。
予算は6300億とのこと。かなりの額が使われていますが、こういったものもオリンピックの経済波及効果というのでしょうか。工事期間中は渋滞もひどくなるとおもいますが、いずれは行わなければならない工事。2014年度末開通予定の首都高中央環状品川線ができれば迂回ルートにもなるため、渋滞の緩和になりそうですね。