パラリンピックに向けて障害者アスリートの強化施設を埼玉に
- 2013/12/3
- ニュース

2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けて様々な動きが出ています。大きいところで言うと国立競技場の建て替え、まだ決まっていませんが組織としては、障害者スポーツの主管が厚生労働省から文部科学省に移り、その先にスポーツ庁の創設も検討されています。
さて、そんな中、障害者アスリート専用の施設の計画があるそうです。
政府は、2020年に東京で開催される夏季パラリンピックに向けた選手強化のため、パラリンピックの日本代表候補選手専用の「ナショナルトレーニングセンター」(NTC)を新設する方向で検討に入った。
10年代後半の完成を目指しており、国立障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)の敷地内に建設する案が有力となっている。政府は、選手強化の中核施設を作ることで、減少が続くパラリンピックメダル数の「V字回復」につなげたい考えだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131202-00000618-yom-spo
今までオリンピックに出場する選手が利用できるナショナルトレーニングセンターはあったのですが、パラリンピックに出場する選手はほぼ利用できないということがあったそうです。これもいわゆるお役所の縦割りなのかもしれませんが。
政府は当初、同NTCの改修も検討したが、手狭なうえ、選手の中には排せつや体温調整が難しい人もおり、特別な仕様が必要なことなどから、新しく専用施設を作る方向となった。建設費は100億円程度が見込まれている。
とはいえ上記の記事のようになかなか同じ施設でトレーニングをすることも難しいのかもしれませんね。いずれにせよパラリンピックに向けては良いニュースなのではないでしょうか。この施設ができてパラリンピックでも多くのメダルが獲得できることを願います。
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