切断蹴球Vol.23「アンプティサッカーの歴史 日本編ⅩⅢ~第9回アンプティサッカーワールドカップ in ロシア~」

 さぁ、日本選手権の後はもちろんワールドカップです。私が初めて日本代表のトレーナーとして帯同したワールドカップ、様々な想いで現地に入って事を思い出します。前回アルゼンチンで帯同した義肢装具士への情報収集、これまで世界大会に帯同した先輩トレーナーへの質問攻め、帯同トレーナーが1人ということのリスクのピックアップと注意点の整理、夜も寝られないくらいに準備に神経を使ったことを覚えています。結果としてどれくらいチームに貢献できたかは分かりませんが、当時私にできる全てを注ぎました。

 選手にとってみても、アルゼンチンでの大敗を背負い、少しずつ普及の進む中で日の丸を背負う事になり、メディアも帯同するというプレッシャーの中、なんとしても勝ち点1以上の結果を残して帰るという強い使命感?義務感?を持って臨んだと思います。

 

2012年ワールドカップロシア大会(2012/10/6~10/14)の結果は、

10/7   予選リーグ第1戦 日本VSウクライナ       1-2

10/8   予選リーグ第2戦 日本VSウズベキスタン 0-6

10/9   予選リーグ第3戦 日本VSイギリス          0-7

10/10 予選リーグ第4戦 日本VSトルコ             0-13

10/11 予選リーグ第5戦 日本VSリベリア          4-4

10/13 順位決定戦         日本VSポーランド       2-2(PK 3-4)

 

でした。

 ワールドカップにおける日本アンプティサッカー界初の勝ち点1、0-4から追いついた奇跡のドローです。ついに世界から勝ち点1をもぎ取った歴史的大会となりました。第5戦の試合終了のホイッスルを聞いた時、その日4点のbehindから追いついたことだけでなく、それまでスタッフも選手も悩んで悩んで1-28だった予選リーグ第1~4戦までの想いも込み上げてきてこの時ばかりは泣きましたね。

 来週もワールドカップでいきましょう!

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apfeileA-pfeile(アフィーレ)広島代表 坂光

投稿者プロフィール

A-pfeile広島という障害者サッカー団体で代表を務めております坂光と申します。健常者と障害者の垣根を越えた交流や障害の理解、スタッフとして関わるための基礎知識など障害者スポーツ全般、スポーツ全般のトピックスを更新していきますので宜しくお願いします。

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