東京オリンピックパラリンピックの会場は見直せるなら見直した方がいい

国立霞ヶ丘陸上競技場 (National Olympic Stadium)

昨日、突然東京都の舛添知事から2020年の東京オリンピックパラリンピックの会場計画を見直す必要があるとの発表がありました。正直、かなりびっくりしましたが、でも色々と見直してもいいのではないかなと思います。

五輪会場計画、見直しへ=舛添都知事が表明

東京都の舛添要一知事は10日、2020年東京五輪・パラリンピックに向けて整備を進める競技施設について、「建設資材や人件費の上昇など整備コストの高騰への懸念にも対応しなければならない」と述べ、会場計画の見直しを行う考えを明らかにした。

時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201406/2014061000712&g=pol

まずオリンピックパラリンピックのメイン会場となる予定の新国立競技場ですが、当初の予算1300億円で建築する予定だったのが、コンペをした結果選ばれたデザインで建築すると3000億円になると言われ、それは無理だからということで1700億円くらいに抑え込まれたりという、なんだか訳のわからない展開になったりしています。

今でもこの新国立競技場をどうするのか議論が行われているのですが、先日新たな問題として現在の国立競技場に存在する壁画の移築をどうするかでまた予算が足りないと言うことで移築できないらしく、これの扱いをどうするのかと言うところでももめているようです。

今になってこんな問題が出てくるようでは、本当に新国立競技場を建てるためになにを時間をかけていたのかという話です。取り壊すのは決まっているはずですし、それに伴って壁画をどうするのかなんて言うのは取り壊す計画が出てきた段階で議論をするべき話であるはずです。

つまり予算の話も壁画の話も全く計画性のない話だったということを露呈しているのではないでしょうか。

そんなわけで舛添知事の

「東京都は10の競技会場を新たに整備するが、大会後の東京にどのようなレガシー(遺産)を残せるか、広く都民の生活にどのような影響を与えるのか、現実妥当性を持って見定める必要がある」と説明した。五輪組織委員会の森喜朗会長と協議を重ね、「会場計画全体を見直すべきだ」

と言う話には基本的に賛成です。もう時間もあまりないですが、とは言え計画が予算の段階からこのようなものでは到底きちんとしたものが出来上がるとは思えません。

それに舛添知事の言うようにオリンピック後の方が重要だと思います。オリンピックは確かに重要なイベントで、大いに盛り上げなければならないと思いますが、かといってイベント自体の期間はオリンピックパラリンピックを含めて1か月。もちろんその前から様々なイベントを行うとは思いますが、それでも1年、長くて2年程度くらいしか東京オリンピックパラリンピック関連のイベントはないのではないでしょうか。

オリンピックが終われば、各施設は各競技団体や都民、そして国民のために使われなくてはなりません。そのためにはどうのような施設にすべきかをもう一度真剣に考えるべきだと思います。

そして予算も重要です。しっかりと都民から預かった税金、そして国からも補助金や助成金が出るでしょうから国民の税金という認識をしっかり持って適切な予算配分をしてもらいたいと思います。オリンピックパラリンピックを行うために借金が増えましたと言ったら本当に洒落になりません。

今回の舛添知事の発表はかなり唐突な印象も受けますが、もう一度しっかりと計画自体を見直して後世に残るイベントとしての東京オリンピックパラリンピックの成功と、オリンピック後に誰もがスポーツを楽しめる建築物としての各競技会場となることを願っています。

それとこの見直しが様々な利権のために行われることがないことも切に願います。


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