さいたまクリテリウム by ツールドフランスが大幅な赤字
- 2013/12/10
- ニュース
皆さんは自転車に乗っていますか?私は週末家の周りをくるっとするくらいで、さらにこの寒い季節になってしまったためより一層乗らなくなってしまいました。
さて、10月にさいたま市で「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」というイベントがありました。自転車が好きな方は名前を聞いたことがあるかもしれませんが、あの「ツールドフランス」の名前を冠した自転車レースが埼玉県さいたま市で行われたんですね。
色々な方のブログを拝見していると、レース自体は好意的に受け取られておりなかなか楽しいイベントだった模様です。ただ、運営側の不手際を指摘する声も多く書かれてて、その辺りは今後活かされてくることになると思います。
その「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」ですが、どうやら運営費用が当初予想よりも大幅に増えてしまい、さいたま市が追加の補正予算を組むことになりそうだとのことです。
市などの説明によると、総事業費を3億5000万円とみて、市からの補助金や企業や個人からの協賛金それぞれ1億5000万円、民間団体からの補助金5000万円などでまかなう予定だった。
開催の正式調印を行った清水勇人さいたま市長(左)と、ジャンエティエンヌ・アモリASO社長(2013年3月) しかし、為替の円安・ユーロ高で主催社の仏ASO社への支払いが膨らんだうえ、台風対策や警備強化などの費用を加算。12月議会では確定分のみを補正し、残りは来年2月の定例会で追加提案するという。
確かにここのところの円安・ユーロ高は勢いが物凄いですが、契約を結んだ時点で為替相場の変動はある程度織り込んでおくか、契約時点での相場での支払いなどにしておく方法はなかったのかなと思ってしまいます。
今年は台風がかなり遅い時期まで上陸するなど猛威をふるってしまいましたが、こちらもある程度は予算を組んでおくべきだったのではないでしょうか。
今回は初めてということもあり、このあたりも次回あるとすれば経験値として活きてくることになるでしょう。
さて、これはさいたま市のイベントだったのですが、同様なことが東京オリンピックでも起きるかもしれません。今回の「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」とは規模が全く違うので、予算の組み方も大変になるとは思いますが、前回の東京オリンピックの経験を活かしつつ、きっちりとした予算を組んで、超過にならないように気をつけてほしいものです。
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