オージーボールのレポートプレーとは?
- 2015/8/11
- 色々なスポーツ

激しい当たり、激しいボールの奪い合いが魅力のひとつでもあるオージーボール。オフサイドも無く、プレイヤーがどのエリアにいても良いコンタクトスポーツなので、プレイヤー同士の小競り合いがいつも起こります。
頭部へのコンタクトや、足を引っ掛ける、相手を叩くなどのプレーは反則に加えて、「レポートプレー」となります。
このレポートプレー。試合後に罰則を判定する委員会が開かれ、罰金の金額や出場停止の試合数が決定されます。レポートプレーとなったプレイヤーはアンパイアに背番号を記録されるので、その場ですぐに分かります。
レッドカード(退場)、イエローカード(一時退場)もルールとしては存在しますが、ほとんどレポートプレーで対応し、プレイヤーはその試合は出場し続けることができます。
また、最近はスタジアム全体を複数台のカメラで撮影し、アンパイアが見逃した非紳士的なプレーも、罰金や試合出場停止の裁定が下されます。プロのプレイヤーはアンパイア、カメラからきちんと見られ、非紳士的なプレーには必ず罰則が与えられる仕組みです。
カメラの導入で罰金を徴収する回数も増え、罰金としてリーグに収められた金額がどんどん増えているとか。
コンタクトスポーツは激しい当たりとプレイヤーを守るルールとのバランスが必要です。プレイヤーを怪我から守りながら、激しく正当なコンタクトは無くさない、その間でリーグは常に揺れ動いています。
ちなみに・・・先週のラウンド19の試合でもレポートプレーがありました。