オージーボールのスコアレビュー!
- 2015/7/23
- 色々なスポーツ

ゴールが入ったかどうかの判定はどのスポーツにとっても重要です。オージーボールでは「ゴールアンパイア」というゴールに入ったかどうかを判定する専門のアンパイアをつけています。
ボールが完全にラインを割ったら6点のゴール。ボールが完全にラインを割る前にディフェンダーがタッチしたらビハインドとなり1点しか入りません。試合のスピードが速いため一瞬の判断力が問われますが、人間では限界もあります。
そこで、近年では「スコアレビュー」というカメラ判定の制度が作られました。
「ゴールアンパイアはタッチしてから入ったからビハインドだと思いますが、レビューをお願いします。」といった具合にスコアレビューを要請します。
スコアレビューを行う際もアンパイアの判断は必ず伝えます。これには理由が2つ。1つ目はアンパイアの判断がどのくらいの確率で正しかったのか、統計をとるため。
2つ目はスコアレビューを行っても明確な判定ができなかった場合に、アンパイアの判定が優先されるためです。
先日行われたAFLのラウンド15でも、スコアレビューが行われたシーンがありました。
スコアレビューを行うカメラアングルはなんと14個!ときどき、「おかしいな?」という判定があるのは、放送されていない映像もあるからです。今回のシーンも微妙な判定でした。
さらに、スコアレビューが要請されなくても全てのゴール判定について、専門のスタッフが映像で確認をしています。完璧と言えないまでもAFLはまた一歩、正確なゴール判定に近づいています。