切断蹴球Vol.19「2つの大きな怪我で感じたこと」

 先週後半の「東京国際ユース(U-14)サッカー大会2012」での2つの怪我、2名の選手がその後しばらくボールを蹴る事が出来なくなった怪我はSurfaceのせいだと書きました。アンプティサッカーは杖2本に脚1本です。その3本の内、どれか1本でも荷重に耐えられなくなればサッカーをすることはできません。反対の脚で蹴ることはできず、杖でボールをコントロールすればファールです。

 海外では土のグラウンドや石ころだらけのグラウンドで杖ゴムもタイヤを削って手作りしたような簡単な道具で裸足でボールを蹴っているのをみます。そんな国の選手達に比べたら日本は随分恵まれているのかもしれません。怪我を覚悟しないスポーツは無いかも知れませんが、トレーナーとしてはできるだけ安全に、環境を気にせず最高のパフォーマンスを引き出せるように準備したいと考えますよね。

 そんな中、選手権を9月に控え、10月にはワールドカップを控えた時期の怪我は正直トレーナーとして参加した自分の存在を無意味に感じ、猛省したことを覚えています。

 骨折と肉離れ、ということ以外は伏せておきますが、日常生活に支障を来すレベルで本当にかわいそうでした。硬いSurfaceに杖をとられ転倒骨折、硬いSurfaceの上へ尻もちをついて、見た感じでは筋挫傷かと思ったのですが肉離れと診断名が付きました。防げた怪我かも知れません。起こってからでは遅いですが、やはり環境の下見と選手への教育、注意喚起、運営側への要望などは必要であると痛感させられましたね。

 

 来週はいよいよ第2回日本アンプティサッカー選手権大会です!!歴史に戻りますよ。

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apfeileA-pfeile(アフィーレ)広島代表 坂光

投稿者プロフィール

A-pfeile広島という障害者サッカー団体で代表を務めております坂光と申します。健常者と障害者の垣根を越えた交流や障害の理解、スタッフとして関わるための基礎知識など障害者スポーツ全般、スポーツ全般のトピックスを更新していきますので宜しくお願いします。

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