
こんにちは。カバディ日本代表です。
今回は、他国のカバディ事情についてご紹介したいと思います!
女子編ということでまずは女子からです!
最初に気になるのは、「どの国が強いのか!?」ということ。
世界女子カバディの勢力図はどうなっているのでしょうか?
近年の大会の結果を見てみましょう。
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■2012年 女子ワールドカップ
1位 インド 2位 イラン 3位 日本/タイ
■2013年 アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ
1位 インド 2位 イラン 3位 韓国/タイ
■2014年 アジア大会
1位 インド 2位 イラン 3位 バングラデシュ/タイ
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ご覧の通り、インド・イランの2国が不動の強さを誇っています…!
次に、各国の特徴をご紹介したいと思います。
・インド
インドはカバディ発祥の地であり、国内の競技人口は群を抜いています。
2012年に開催された女子カバディワールドカップの時には、日本選手団の写真がなんと新聞の一面記事に!!
国家スポーツとしての人気が窺えます。
選手層の厚さ、長年培ってきた経験、過酷な気候に耐える強靭な体(?)…、どれをとっても世界トップレベルです。
・イラン
イランはインドに続く、メダル常連国です。
高い身長と、長い手足を生かした、アグレッシブなプレーが持ち味です。
がむしゃらな攻撃スタイルは、観客を飽きさせません。
時には言い争いや乱闘になりかけることも…。
イランの女子チームは、プレー中もヒジャブ※を着用していることも、特徴の一つです。
( ※イスラム教文化圏でムスリムの女性が着用する、頭髪を覆い隠す布)
・タイ
タイは安定した強さをもち、3位争いに必ず絡んでくる、日本にとって、目標であり、ライバルである国です。
現在のタイチームは、20歳台前後の若手が中心となっており、チームワーク・統制力がタイの強さと言えます。
劣勢でも監督の一声ですぐに立て直すことが出来る、柔軟性や修正力は日頃の練習の賜物です。
・韓国
アジア大会や平昌五輪など、近年スポーツで盛り上がりを見せる韓国ですが、カバディ界も非常に盛り上がっています。
昨年はインド人コーチを招き、チーム力の増強を図るなど、これからの伸びが驚異になりそうなチームです。
日本と韓国は、地理的な近さもあり、定期的に親善試合を行うなど、友好的な関係を築いています。
打倒インド・イランを共通目的に掲げ、切磋琢磨し合うライバル国です。
日本ではまだまだマイナーなカバディですが、世界にはたくさんのプレーヤーがいます!
世界の力を生で見てみたい!挑戦したい!という方、
カバディ日本代表を目指してみてはいかがですか?