切断蹴球Vol.14「アンプティサッカーの歴史 日本編Ⅶ~アンプティサッカー選手の体力2012前編~」

 さて、先週のコラムの中で私は「基本的なサッカーの動き」を学習し実践することが重要と書きました。そのためには体力が必要で、まずそういった基本的なサッカーの動きを学習するために繰り返し行う練習に耐えうる身体を作らなくてはなりませんでした。とはいえ、ここで私がつまずいたのは、

 ☆アンプティサッカーに必要な体力って何?

 ☆必要な体力はどれくらい?

でした。

 そりゃそうですよね、アンプティサッカーのトレーナーは初めて、選手も今までほとんどそういったスタッフについてもらったことはない。サッカー経験者が少ない。世界のレベルといえばコテンパンにやられたアルゼンチン大会に出場した日本代表のみが何となく体験しているだけという状態でしたから。比べるものが何もなく、基準値も分からない状態で、ひとまず測定してみよう!!ということで着手をしました。

 実験室レベルのフィジカルテストはどこでも誰でも手軽にできるテストではなく、直接パフォーマンスに影響するかどうか選手から見てわかりにくいかも知れない。できるだけ現場で、他のチームもやろうと思えばすぐに測定することができるものということで、フィールドテストを選択しました。

 ところで「体力」ってなんでしょう?ちょっと復習。まず体力は身体的要素と精神的要素に分けられます。それがそれぞれ行動体力と呼ばれるものと防衛体力と呼ばれるものに分けられます。ここからは私の解釈ですが、つまり体力とは人間が生き続けるための要素という感じでしょうか。それでは範囲が広すぎてわけがわからなくなるので、とりあえず私がターゲットにしたのは身体的要素の行動体力の中でも機能を司る、筋力、敏捷性、持久力、パワー、平衡性、柔軟性、協調性でした。サッカー選手におけるこれらの体力要素を効果的に測定できるテストをアンプティ用に少し改変し、測定してみたわけです。

 選手皆の感想は・・・「キツイ」でした。

 フィジカルテストでキツイとは、ウォーミングアップでヘトヘトになるようなものです。もちろん持久力のテストもあるので疲れるとは思いますが、やっぱりという感じでした。

 実際の結果は後編で!!お楽しみに。

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apfeileA-pfeile(アフィーレ)広島代表 坂光

投稿者プロフィール

A-pfeile広島という障害者サッカー団体で代表を務めております坂光と申します。健常者と障害者の垣根を越えた交流や障害の理解、スタッフとして関わるための基礎知識など障害者スポーツ全般、スポーツ全般のトピックスを更新していきますので宜しくお願いします。

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