切断蹴球Vol.9「ブラインドサッカーチーム A-pfeile広島BFC誕生!!」

 歴史は休憩、どころか今週はアンプティサッカーすら休憩です。

 というのも、一部の方はご存じだと思いますが、2015年4月1日に私が代表を務めるA-pfeile広島に新たな障害者サッカーチーム「A-pfeile広島BFC」が仲間に加わりました。エイプリルフールでしたが嘘では無い事を証明するため・・・というわけではないのですが、4月29日にチーム初練習をしたのでこの場を借りて報告させてください。

 「BFC」=「Blind Football Club」の略で視覚障がい者のサッカーです。ブラインドサッカーはパラリンピックの正式競技ですし、昨年日本で世界選手権がアジアで初めて開催され、過去1度も勝てなかった大会で初勝利、初の決勝トーナメント進出、大躍進の世界6位と素晴らしい成績を残しています。障がい者サッカーの中では最もメジャーかも知れません。

 そんなメジャースポーツであっても、協会のビジョンは「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を実現すること」、ミッションは「ブラインドサッカーに携わるものが障害の有無にかかわらず、生きがいを持って生きることに寄与すること」と協会ホームページには明記されています。このことは、競技種目としての目標だけでなく、レクリエーションレベルから競技レベルに至るまで、障がい者スポーツに関わる全ての方々が思う当たり前の、しかし最も重要な使命を障がい者スポーツ団体は背負っているという事を感じさせます。我々A-pfeile広島もその想いを共有させて頂き、積極的に活動していきたいと思います。

 実際に29日は日本ブラインドサッカー協会の普及育成部長村上さんや、広島出身で現在日本代表強化指定選手の寺西選手も練習に来られ、右も左も分からない選手やスタッフに対してとても丁寧に指導してくださいました。

何よりも印象的だったのは、「待ち遠しかった」「楽しい」という選手からの言葉でした。この言葉があれば、スタッフ全員もっともっと頑張れる気がします。この言葉こそが「報酬」です。我々の活動はボランティアではありません、プライスレスではありますが、別の形で、ここでしか得られない報酬をしっかり頂いているという実感がサポートをしていくモチベーションになります。

 今後A-pfeile広島という障がい者サッカー団体は積極的に様々な形で皆様の前に姿を現すと思います。何卒ご支援ご協力の程宜しくお願い申し上げます。

 次回はそのブラインドサッカーチームを設立する時に発見した様々な視覚障がい者の問題についてちょっとだけ話そうと思います。

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apfeileA-pfeile(アフィーレ)広島代表 坂光

投稿者プロフィール

A-pfeile広島という障害者サッカー団体で代表を務めております坂光と申します。健常者と障害者の垣根を越えた交流や障害の理解、スタッフとして関わるための基礎知識など障害者スポーツ全般、スポーツ全般のトピックスを更新していきますので宜しくお願いします。

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