切断蹴球Vol.2「アンプティサッカーってどんな人が参加できるの?」

前回は「Amputee soccer」とは切断者のサッカーであることをお伝えしました。さて、今回はそのアンプティサッカーの対象者について説明しましょう。

切断者サッカーというからには対象となる選手は切断障がい者ということになります。国際ルールでは「 “abbreviated” at or above (proximal) to the wrist or ankle」と明記されており、手首や足首より上の切断を指します。

しかし、現在国内のルールでは、「フィールドプレーヤーは、下肢切断者もしくは、下肢に障害のある者で、2本のクラッチ(杖)を使いプレー する。義足を使用してのプレーは原則認められない。 ゴールキーパーは、上肢切断者もしくは、上肢に障害のある者で、原則使用する片側の手または腕をあらかじめ選択しプレーする。」となっており、解釈を変えれば切断者でなくても試合には出られるということになります。

実際国内の大会ではフィールドプレーヤーとして二分脊椎の選手や片側下肢麻痺で脚長差がある選手などもいますし、ゴールキーパーでは指の奇形の選手も出場しています。もしかしたら障害者手帳を持っていない選手もいるかもしれません。

国内外の競技人口が増えるにしたがって、ルール改正などが積極的に行われた場合、それらの選手たちが公式戦に出られなくなる可能性もあります。

障害者スポーツにとってはルールを守ることは平等にスポーツを楽しむ上で必要な事ですが、その改正によってそのスポーツに参加できなくなる可能性があるというのは何だか悲しいですね。

次回は歴史について!!

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apfeileA-pfeile(アフィーレ)広島代表 坂光

投稿者プロフィール

A-pfeile広島という障害者サッカー団体で代表を務めております坂光と申します。健常者と障害者の垣根を越えた交流や障害の理解、スタッフとして関わるための基礎知識など障害者スポーツ全般、スポーツ全般のトピックスを更新していきますので宜しくお願いします。

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