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手取り15万円だけどスポーツができる環境が整っているのは厳しい現実なのか
- 2015/2/23
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2020年の東京オリンピックで追加種目となるのではないかと噂になっているソフトボール。その女子ソフトボールの現状が先日記事になっていました。
1部リーグでも手取り15万円 女子ソフト選手の厳しい現実
「例えば、1部リーグに所属する某チームの選手は、大半が契約社員。手当などはなく、傷害保険などは自腹で賄っている。社員として採用されても給与体系は高卒女子の一般職員並み。手取りで14万~15万円程度ですが、選手は寮生活ですから生活費はたいしてかからない。20代半ばでも寮から出ない選手は少なくありません」
日刊ゲンダイ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150222-00000010-nkgendai-spo
手取りで14,5万円程度と言えば確かに少ないかもしれませんが、寮生活も可能と言うことであれば実質20万程度の手取り額とみていいかもしれません。あまりこの金額には意味はなく、どちらかと言うと練習で来て、さらに給料がもらえる環境があるだけでもまだましなのではないかと思ってしまいます。もっともふつうに働いていて練習は業務後なのかもしれませんが。
どんなスポーツであってもプロ以外は、大体がアルバイトをしながら練習や競技をしたり、働いた後のわずかな時間を使って練習をしたりというのが当たり前です。そう言う選手はもちろん遠征費用や練習用具、サプリメントなどの栄養補助食品などほとんど自腹でしょう。
そう言った意味では今回のこのソフトボールに関してはサッカーや野球などのプロスポーツ、そしてオリンピックの中でも強化のランクが高い種目に比べたら環境面で劣るかもしれませんが、それ以外のスポーツと比べたら決して環境面で悪いわけでなくむしろ恵まれて言えるとすらいえるでしょう。
ソフトボールは過去に金メダルを取得した種目でもあり、今後オリンピック種目に返り咲いたら強化費は増えるのかもしれません。そうは言っても一スポーツのはず。本来であればどんなスポーツであっても平等に育成しなければならないと思っています。もちろん自分たちのチカラでマーケティングを行い、ファンを呼び寄せ、スポンサーを獲得するという方法を取るのが最善です。
もし環境を改善したいのであれば自分の力でなんとかするべきだと思います。