バブル崩壊、リーマンショックと企業スポーツはどんどん衰退していってしまっていますが、また新たな企業スポーツチームの廃部のニュースがありました。
レッドウィングス、廃部の方針固める 東北パイオニア
バレーボール女子のパイオニアレッドウィングスに関し、東北パイオニア(天童市、峯田裕之社長)は廃部とする方針を固めたことが19日、関係者の話で分かった。選手の移籍先を模索するなど今後の対応について調整に入ったとみられる。近く記者会見を開き、明らかにする。
山形新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140520-00000382-yamagata-l06
レッドウィングスは2000年にVリーグ、今のプレミアムリーグに昇格し、2回のリーグ優勝を経験している強豪チームのようです。創部自体は1979年と歴史のあるチームみたいですね。バブル崩壊とリーマンショックも乗り越えてきたのに残念ですね。
レッドウィングスは東北パイオニアにあるのですが、親会社のパイオニア自体は黒字転換をし、売り上げも10%ほど上がっているようですが、黒字転換の理由はリストラとのこと。
パイオニアが黒字転換 リストラ効果で5億円
パイオニアが12日発表した2014年3月期連結決算は、最終損益が5億円の黒字に転換した。前期は195億円の赤字だった。これまでに進めてきたリストラの効果で事業採算が改善し、わずかながら利益を確保した。
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140512/biz14051218300019-n1.htm
社長も「構造改革を続け、収益基盤を強化する」と答えているように、なかなか部活動を維持て行くわけにはいかないのかもしれませんね。