2014年はソチオリンピックもありましたが、サッカーワールドカップもある年です。日本代表も無事に本選出場を決めて、コートジボワール、ギリシャ、コロンビアとの予選を戦います。日本代表は前回の南アフリカ大会のベスト16を超えることはできるでしょうか。
さて、日本代表を応援する際の必須アイテムの一つがユニフォームです。このユニフォーム、決まるまでに結構色々あるみたいですね。現在はアディダス社が2015年3月までの契約でユニフォームの提供を行っています。しかしそれ以降をナイキ社が獲得しようと虎視眈々と狙っているらしく・・・。
マンU・香川、日本代表・背番号「10」剥奪危機 新スポンサー有力のナイキ社が
サッカー日本代表MF香川真司(25)=マンチェスター・ユナイテッド=の背番号「10」が、W杯ブラジル大会後に“剥奪”される危機にあることが20日、分かった。日本サッカー協会が2007年からユニホームなどに関し、8年総額160億円のスポンサー契約を結んでいるアディダス社との契約が15年3月で契約満了。その後釜にナイキ社が次期日本代表のスポンサーとして出馬していることが判明。同社が新契約を射止めた場合、“新日本代表”でも主力として期待のかかる香川にとって、一大事となる。
ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20140422/soc1404221550001-n1.htm
現在のアディダス社の契約は8年総額160億円、1年あたり20億円と言うことになりますね。次の座を狙うナイキ社は一体いくらくらいを払うつもりなんでしょうか。ちなみにそんな大金払って元が取れるのか非常に気になるところですが。。。
日本代表のユニフォームの価格帯は、Tシャツだと5000円くらい、レプリカユニフォームだと名前入りで1万3000円くらいですね。
http://www.sskamo.co.jp/special/jfa/index.html?gclid=CMnKhfP2970CFY8kvQodpbIAGQ
強引ですが平均1万円としておきましょう。そして問題はどれくらいの数が売れているのかと言うところですが、あまり正確な情報はありません。ネットで検索してみると2002年のときは100万枚、2008年には5万枚に激減なんてことが書いてありました。ソースは日刊ゲンダイ、記事が消えてしまっていて確認できないのですが、他にも同じ情報が載っているので大体こんなものかもしれません。ゲンダイの記事の信憑性もわかりませんけど。
そうなると仮に10万枚売れたとして日本代表ユニフォーム関連としては10億円程度と言うことになりそうです。2002年であれば100億円売れているので元は十分に取れそうですが、はたしてこれからそれだけ売れることがあるかどうか。とはいえ、宣伝広告費としてとらえればそこまで高くないということもいえます。アディダスもナイキも日本代表のユニフォームだけ売っているわけではないので。
しかも、近年では日本代表のユニフォームは日本だけでなくアジアでも人気が出てきているなんて話もあります。真実はわかりませんが。ただ日本サッカー協会がアジアを市場として考えていることは確かなようです。日本人もアジアの各国リーグで活躍することも多くなっていますし。
そう考えると、今回の日本代表のユニフォーム争奪戦は日本だけでなくアジア進出を見据えた動きと言うことになるんでしょうか。いずれ日本代表がワールドカップに優勝して、国際的な人気になり、ユニフォームも世界中で売れるようになるといいですね!