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長野オリンピックの金メダリスト、アップルパイを売る
- 2014/4/15
- オリンピック&パラリンピック, マーケティング

先日、ソチオリンピックで見事銀メダルを獲得した葛西紀明選手。彼は1998年の長野オリンピックではメダルを獲得することはありませんでしたが、日本は団体と個人でそれぞれ金メダルを獲得しました。その原動力となったのが船木和喜選手です。団体の場面で原田雅彦選手が祈るように「ふなきー、ふなきー」と言っているのを記憶している方も多いと思います。
そんな船木選手ですが、長野オリンピックの後所属していた会社から独立し、自らの会社を立ち上げていたみたいです。そこでは所属するスポーツ選手のマネジメントの他にも、食料品の販売も行っているそうで・・・。
長野五輪ジャンプ金メダリスト・船木選手がアップルパイ販売で高知に
長野冬季五輪の金メダリスト、船木和喜さん(38)=札幌市=が、高知県高知市の高知大丸で開催中の物産展でアップルパイを販売している。船木さんは今も現役活動を続けながら、自ら立ち上げた会社の事業収益を後進の育成に充てる「二足のわらじ」をはき、オフシーズンには全国を飛び回る日々。「スキーに完全燃焼できる人を一人でも増やしたい」。そんな金メダリストの熱い思いがこもったパイの販売は、きょう4月15日まで。
高知新聞
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=318727&nwIW=1&nwVt=knd
船木選手は現在でも現役で競技を続けているとのこと。そして自らも会社を運営し、さらに全国を飛び回っているというそのバイタリティが凄いですね。
そうやって得た収益はスキーの後進育成のために使っているそうです。頭が下がります。やはりオリンピックが閉幕して2カ月も経ってしまうとみんな選手の活躍や競技への関心はどうしても失われてしまうものです。そこは仕方のないことでしょう。
でもこうやって金メダリストが競技以外の分野でもしっかりと活躍し、その活躍を後進の育成に還元していくことができれば日本のスポーツももっともっと強くなるはず。
こうやって自ら起業して頑張るスポーツ選手がもっと増えてくるといいかもしれませんね。