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フィギュアスケートのリンクを維持するために1億円を超える寄付
- 2014/2/4
- オリンピック&パラリンピック, マーケティング
いよいよ今週末にソチオリンピックの開幕が迫ってきました。フィギュアスケートは男女ともにメダルの期待がかかる種目ですが、そんなメダルが期待できる種目になるまでにこんな話があったんですね。
高橋、町田も感謝…リンク救った匿名の1億寄付
ソチ五輪の男子フィギュアスケートに出場する高橋大輔(27)、町田樹(たつき)(23)両選手が育った大阪府高石市のスケートリンク「府立臨海スポーツセンター」が、1億3000万円もの匿名の寄付で閉鎖の危機を乗り越えた。
(中略)
そんな時、手を差し伸べたのがここで育った高橋選手。「お世話になったので力になりたい」と、街頭に立って寄付を呼びかけた。12年5月には松井一郎府知事に面会し、資金援助を直訴。府が1億5000万円を負担することが決まった。
残る資金を得るため、高橋選手に加え、鈴木明子(28)、村上佳菜子(19)両選手らも駆けつけ、チャリティーイベントを開いたが、目標にはとても届かなかった。
読売新聞
http://sochi.headlines.yahoo.co.jp/sochi/hl?a=20140203-00001559-yom-spo
この記事をみると、高橋大輔選手も街頭に立って募金を呼びかけたみたいですがあまり集まらなかったみたいですね。大阪府からも1億5000万円もの額を負担するみたいですが、それとほぼ同額の1億3000万円もの金額を個人が出してしまうというのが凄いです。
スケート選手を養成するにはかなりの額が必要となるみたいです。確かに個人コーチをつけたり、用具を買ったり、遠征をしたりとお金はいくらあっても足りないのかもしれません。そしてなんといってもスケートリンクもかなりお金がかかるものです。今回も耐震費用工事とはいえ3億円。リンクを1から作るといくらかかるのか分かりません。
しかし、日本のフィギュアスケートの選手がメダルを争える位置にいるのもこう言ったお金の問題を何とかクリアしてきたから。税金を使うことに関しては様々な意見もあると思いますが、企業がこういったお金のかかるスポーツについては何らかの形で関与できるといいですね。もちろん企業にとって相応のメリットがあることが望まれます。
フィギュアスケートの競技はソチオリンピックでも花形の種目。日本人がメダルを取れることを期待しましょう!