マラソンだけじゃない、テニスにもウェアラブル端末が
- 2014/1/22
- ニュース
先日、アメリカのラスベガスで開催された家電の見本市「CES」でも数多くのスポーツ関連のウェアラブル端末が発表されたみたいですね。このブログでもスマート靴下をご紹介しましたが、基本的にはマラソンやウォーキングを主体にしたスポーツのために開発され、移動距離や心拍数などを感知するものが多いような気がしました。
しかし、今度ソニーから発売されるのはテニスのためのウェアラブル端末。
ウエアラブル端末、スポーツ分野で加速 ソニーやアディダスなど
ソニーは20日、テニスのショットを瞬時に分析し、インターネット上に記録する情報端末「スマートテニスセンサー」(想定価格約1万8000円)を5月下旬に発売すると発表した。ラケットのグリップ先端に装着し、専用アプリを入れたスマートフォン(高機能携帯電話)と連携させて使う。
音楽音響分析技術を基に開発した振動センサーなどにより、球がラケットに当たった位置や回転の仕方などを可視化する。スマホでプレーを録画しておけば、データと併せて映像を見ることもできる。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140121/bsc1401210503003-n1.htm
記事によると大きさはウェアラブル、というほどでもないみたいですが、テニスラケットにまでというのは驚きですね。ラケットのどの位置でボールを捕らえているのか、その回転の仕方はなど目ではなかなかとらえきれないところまで可視化するとは。動画との連動も可能とのことです。
プロには優秀なコーチが付いているのでしょうが、アマチュアでコーチをつけるのは大変なこと。でももっとテニスがうまくなりたいと感じている人には大変役に立つ端末になるかもしれませんね。
しかしひと昔前だとこんなデータを取るのにも相当大掛かりな機材が必要だったのではないでしょうか。それが一般人でも十分手の届く価格で提供されるようになるとは、技術の進歩はすごいものです。