
昨日はJOCのアスリート就職支援「アスナビ」をご紹介しました。そしてふと思ったのが障害者スポーツにはアスナビのようなサービスがあるかな、と言うことです。
調べてみたのですが、日本パラリンピック委員会(JPC)や日本障害者スポーツ協会にも特に就職支援のサイトはなく厚生労働省にもなさそうでした。
民間では株式会社アソウ・ヒューマニーセンターが運営するシーズアスリートさんが障害者アスリートの就職支援を行っています。
法定雇用率が変わりました
少し話は変わりますが先日平成25年4月1日から障害者の法定雇用率が民間企業だと1.8%から2%になり、対象となる従業員数も56名から50名に変更なりました。従業員50名の会社は1名の障害者の方を雇用することになります。
私は以前大体従業員が50名程度の会社で働いていたのですが、年に一回くらいこの法定雇用の調査用紙のようなものが送られて来ていたような気がします。その当時は正直言って障害者の方を雇用するのは厳しいなと思っていました。
なぜなら教育するノウハウもないし、どんな人が来るのかも想像ができなかったからです。大企業では障害者雇用は少しずつ進んでいるようですが、中小企業では様々理由から障害者雇用に消極的になっているのが現実だと思います。
障害者アスリート版アスナビを
そこで障害者アスリート版アスナビがあるといいのではないかと思います。障害者という漠然としたイメージを破るためにまずは障害者アスリートの雇用を推進して、少しでも障害者との垣根を低くしていく。もちろんアスリート以外の方と差を付けるのはいかがなものかと思われるかもしれませんが、そう言ったところから少しずつ身近に障害者の方と接することで意識が変わってくると思いますし、様々な課題も出てくると思います。
法定雇用率なので障害者の方を雇用することが社会貢献やCSRと言えるのかどうかはわかりませんが、少なくとも法律を順守していることがCSRの原点なのかもしれませんし。それに様々な助成も受けられます。(障害者を雇い入れた場合などの助成・厚生労働省のHP)
まずは障害者雇用促進の第一歩として障害者雇用を管轄している厚生労働省に障害者アスリート版アスナビを作ってもらえたらなーと思う次第です。
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