東洋経済さんから最新のCSR総合ランキングが発表されましたね。
1位はトヨタ、2位は富士フイルムと上位はだいたい誰もが知っている企業が名を連ねています。
しかしこの表と本文を見て思ったのが、CSRというとどうしても「環境」というイメージ強いなということ。実際に評価項目は「人材活用」「環境」「企業統治+社会性」「財務」となっています。ちなみに人材活用とは、女性や障害者を積極的に雇用し、活用しているかという多様性であったり、労働災害を起こしていないかといった点が評価されているそうです。
さてではスポーツはどこに入るのかといえば、おそらく「企業統治+社会性」の中の社会性の部分でしょう。もしかしたらそもそもスポーツは評価対象になっていないのかもしれませんが。
スポーツの部分に少しだけ触れられていますが、どちらかというと地域貢献そして復興支援といったところが評価されているのかもしれません。
200位台の注目は206位の楽天(439.1点)。11年490位、12年316位と着実にランクアップしてきた。同社は企業理念との整合性、事業との関連性、活動の持続性を重視してCSR活動に取り組んでいる。
47都道府県の地域活性を目的とした「まち楽プロジェクト」といった、IT企業として全国とかかわる活動に加え、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスなどで関係の深い東北地方への積極的な復興支援事業も目立つ。
「最新「CSR総合ランキング」トップ700」より引用
やはりなかなかCSRとスポーツというものは結びついていかないようです。しかしながら、障害者スポーツ選手を積極的に雇用したり、スポーツを支援して地域の活動と結びつけたり、さらにはスポーツをすることで健康的な生活を送れるようなバックアップをしたりということも立派なCSRだと考えます。
これからはこの東洋経済さんのCSR総合ランキングの項目に「スポーツ」という項目が増やされるように頑張っていきます(笑)
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